皆さんはどんなコーヒーがお好みですか?
浅煎りの酸味があるコーヒーや深煎りの焦げたスモーキーなコーヒーが好きだという方など、コーヒーは究極の嗜好品ですからその美味しさの定義も文化背景や食生活にも影響を受けますし、その人の最高の一杯はさまざまな形で存在します。
『自分好みの味』を知るため、味わいに影響を与える6つの要素をご紹介してまいります。
今回は、<1.生産国>です。生産国は、コーヒーの味わいを形作る大前提になります。生産国で味の大きな傾向が決まります。
<生産国・エリアの特徴>
【南米(ブラジル・コロンビアなど)】
バランス系「バランスの良い味わい、酸味は穏やかで丸みのある味わい」
【中米(パナマ・グアテマラなど)】
キレ・スッキリ系「軽やかな味わいや柑橘系の爽やかな酸味」
【アフリカ(エチオピア・ケニアなど)】
キレ系「芳醇で濃厚な香りと際立つ酸味」
【東南アジア(インドネシアなど)】
コク系「ボディと苦味の重厚な風味」
とエリアごとにざっくりと分類しました。
どう選べばいいのかわからないという方はご参考にしてくだい。
次回は、<2.品種>についてご紹介します。